※骸×雲♀


チュンチュン

朝、雀の声で雲雀は目を瞑ったままベッドから上半身を起き上がらせる


「ん…」

しかし何か違和感を感じ雲雀は目を開ける


「っ!!?」



"え、なになんでこうなってるの!?

寝ている内に?
いや、それはない
僕は寝相悪くないしね


じゃあ、昨日無意識に何かした?
昨日は早めに寝ただけ

ただそれだけ

え、じゃあなんで!?"



雲雀が混乱している理由

それは自分の格好、そう何も着ておらず生まれたての赤ん坊状態なのだ


雲雀はシーツをかき集め、胸の所まで掛ける



「………とりあえず、なにか着よ」


シーツを持ったまま立ち上がり、タンスに向かう




ガチャ

「!!?」


タイミングが良いのか悪いのか、この家にいるはずのない骸が部屋に入ってきた



「おや、起きましたか
おはようございます(ニコ」

「なんで君がいるの…!」



"…もしかして、脱がしたのこいつ?
え、昨日…なにがあったの!?"

「クフフ」

「……死ね」バシッ


雲雀は枕を投げる

しかし、避けられる



「チッ」

「急にどうしたんですか?
それより、その格好…クフフ
そそられますね」

「…っ!!」


急いでシーツを頭まで被る








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