ツバサのセカイお礼小説

□喘ぎ声
1ページ/3ページ




とある日の
スタジオにて。


ファイ「やぁーん、やめてー」

黒鋼「いいだろ、ほらよ」

ファイ「あ〜んダメー」

黒鋼「なら、こうだ」

ファイ「や〜ん、もぉやめてよー」

黒鋼「やめてほしいか」

ファイ「やだ、最後までやってー」

黒鋼「だったら、一々嫌とか言うな」

ファイ「だぁって〜」


仕切り一枚の向こうで二人の声が響いています。



小狼(何なんだ、あの二人!!こんなところまで来てしなくてもいいだろ!スタッフもどうして二人を放っておくんだ!!!!)

サクラ「小狼、どうしたの?」

小狼「え!?、あ、いや…」

サクラ「だったらちゃんと台詞覚えてよね?さっきからテイクばっかり…」

小狼「…だけど」
(おれはあの二人の声が!!!!)

サクラ「小狼?」

小狼「あ、…うん、でも…」




ファイ「あぁーん、いやぁ、そこはダメー」

黒鋼「そうか、なら…」

ファイ「あぁー」

黒鋼「大きい声出すな!!」

ファイ「だって、そんな事されたら…」

黒鋼「なんだ?」

ファイ「…ん〜、もぉ、いじわる〜」




小狼「あの、あのさ…サクラ…」

サクラ「どうしたの?」


小狼「さっきから…ちょっ…」

モコナ「小狼!!」

小狼「わっ!!モコナ…驚かさないでくれよ」

モコナ「えへへー♪でも小狼の心、モコナが来る前からドキドキしてたの♪何考えてるのかなー♪」

サクラ「何考えてるの?」

小狼「あ、いや、別に…」

モコナ「うーふーふー♪じ・つ・はー」

小狼「モコナ、ダメだ!言ってはいけない!」

サクラ「何なの?はっきり言ってよねー」

小狼「だから、その…」

モコナ「やらしい事考えてたんだよねー♪」

サクラ「そうなの!?」

小狼「いや、だから、あの二人が」



 
次へ  

[戻る]
[TOPへ]

[しおり]






カスタマイズ