zzz
□8話
1ページ/3ページ
〜学校〜
なんだか、ようやく落ち着いて教室に入れた。
『ラビ、ありがとうねっ!』
私が朝のお礼を言うと、
「お姫様を守るのが、王子の役目さ!」
なんてなっっといいながら頭を掻いた。
そのしぐさに、私は少し可愛いと思ってしまい、
『ぷっ』
笑ってしまった。
すると、自称王子様は
「笑うなさ〜///」
といつもの調子で言って来た。
ガラガラっと先生が来た。
「おい、瀬戸〜新井は休みか?」
っと先生に聞かれた。
私は急な質問に困ったので、
『ぇ、わかりません。』
と軽く答えた。
私は、おかしいなと思った。
朝確かに、私の家に来たはずの優菜。
なんだろうと思った。
そのころラビも優菜の行動を不思議に思っていたらしく。
「(新井は朝なにしにきたんさ。)」
そんなことを考えていた。