letter for you...

□17通目
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こんばんは、沢田。
ーーあ、君がコレを読んでいる時間は夜じゃないかも知れないな。
毎日教室で君の姿は見ているから心配はして居なかったんだが、なるほどランボも君の家に住む事になったんだな。
先日、リボーンにもランボにもそれぞれ別の時に接触した。自分から会いに行った訳では無いんだが…其処はまあ、成り行きだ。
時間も取れなくなっただろうから、返事はゆっくりで良い。君の負担にならない程度にな。


私が君の事を色々知っている様に思うのは、まあ仕方ない。私は此処の所、君を見ている機会も多かったし、君も私が誰かまだ知らないという事もそう感じる原因だろう。


リボーンに流される事を前向きに考えるのは良いが、ただ流されるだけではダメだからな?その中にも自分の意思を持つ事が重要だ。


……まあ、このやり取りに関しては、君に積極的に関わっているかも知れないな。私も君の助言を受け入れて、少し他の人とも話してみよう。
ああそうだ。話し掛けてくれて良い、という事だが、私は既に、このやり取りをする様になった後に君と何度か話しているんだ。


授業中に寝てしまうのは、徐々に直していけば良い。癖をいきなり直せなんて言っても、そんなのは無理な話だろう。




刀根、か。
残念ながら、またもや不正解だ。
一応、出したヒントには当て嵌まって居るがな。もう少しヒントを出した方が良いのだろうか…。ーーいや、今回は先ほど書いた「既に話している」という事をヒントだとしよう。簡単に当てられるのも、面白く無い。

それじゃ、また返事があるのを楽しみにしている。



p.s.
もう、後2週間で1学期も終わりだな。
夏休み中は部活があるから学校には行くが、多分、このノートの有無を確認したりは出来ないだろう。勝手だが、その期間だけは頭の中も全部、部活に専念したいんだ。すまない。




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