letter for you...
□8通目
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「あっ、今日は入ってる…!」
昨日は靴以外に何も入っていなかった下駄箱。
其処にはこの前と同じノートが入っていて、俺は思わず声を上げてしまった。
(、聞いてた人居ない…よな?)
周りが騒がしかったお陰で俺の声も聞かれては居なかったみたいで、視線を浴びている訳でも無かった俺は、ほっと胸を撫で下ろす。
(それにしても…この人と登下校の時間、被った事無い…のかな?)
いつも知らない間に返事が入れられている。今まで返事が戻って来た時間を考えると、自分より早く来て遅く帰る人なのかな?とも思ったけど…
(そういや俺、いつも遅刻ギリギリだし、部活してないから帰るの早いじゃん…!)
ほとんどの人が当てはまるのに気付いて、推理にもならない事に頭を抱えた。
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