日常編
□標的9_Birthday Party
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「ピザ、焼いてくるわ」
さて、現在ツナの家では、リボーン1歳のボンゴリアンバースデーパーティが開催されている。
先程まで、ビアンキがピザ生地のばしを披露していた。
そのせいでツナの家の家具はメチャクチャ。
照明からテレビに、机、ほとんどの家財が一刀両断されてしまっていた。
ピザ生地が刃物になるなんて、一体誰が予想出来ただろう…。
そんな中、
また一人の訪問者がやって来た。
〈ピーンポーン…〉
「え?他に誰か来る人いた…?」
「良いからツナ、お前逝って来い」
チャイムの鳴る音に首をひねるツナに、リボーンは銃口を向けて言う。
「うわっ、分かったからタンマタンマ!!
――ってか、その『いって来い』って、絶対に漢字変換違うだろ!?」
こうしてツナが出ることになった事はさておき。
「は〜い…。あれ?誰も居ない…?」
ツナは玄関を開けたが、そこに人影は見当たらなかった。
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