七日間のキセキ。
□居場所
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「「ただいま〜」」
家に着いたのは、学校を出てから1時間以上が経った頃だった。
リビングに入ると、
「おっ、やっと帰って来たか」
「ったく、10代目に心配掛けてんじゃねーよ」
山本と獄寺が迎えてくれた。
先程、公園を出る前に、ツナが二人にメールを入れてくれた。
その時に比較的 沢田家の近くに居た二人とは、一旦集まろうという事になり、今に至る。
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「二人に話があるんだ」
しばらくして、俺は獄寺と山本を正面から見据えて言った。
急遽夕飯を食べていく事になった二人の為、奈々さんは食材を新たに買い足しに出掛けている。
その今しか無い、と思った俺。
「ツナとリボーンには、さっき話したんだけど」
覚悟を決めて、二人に身の上を語った。
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