エデン(Eden)

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おはよー!!おはようございます。
ぽつぽつと聞こえてくる声、俺はポツンとその校門前で待っていた。



セントリアル学園―

いわゆる将来、
王子、姫、執事、城などに関係する者
または戦場の隊長や防衛軍などに種族することになる兵士なども最近入学してきている。




当然裕福な奴らにしか入学できない学園だ。

しかし黄の国の将来の姫。
ラィアの知人ということだけで俺は執事になるための入学の許可が下された。








カツン、と制服の胸黄色いリボン
そしてショートの黒髪







「おはよ!リュウガ君!!」



「おはよう。ラィア」



「むっ。言葉遣い!!」



「おはようございます…
…―やっぱ慣れないな」



「ふふっ。無理して敬語にしなくていいよ。」







ニコリと笑う将来の黄の国の姫―ラィア
この学園で彼女を知らない者は誰もいないと言うこと。



―確かにそうだ

親が現・黄の国の姫でもあり防衛軍の隊長でもあるのだから。
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