[ BOOK 桃ッ ]

□桃じーさま
2ページ/3ページ


むかしむかし…
そのむかし…

とある所の山奥の…
そのまた奥のとある場所…

そんな所にじーさまとばーさまが住んでおりましたです。

(住んでおりました…と書こうとしたら…
死んでおりました…と打ってしまった…ケイタイマジック!! ホラーだね!! ッテカ…単に打ち間違い)


毎日毎日ボクらはテッパンの〜

で、のーて…


毎日毎日毎日毎日ッ!!

じーさまは山で詩ばかり書いておりました…

……柴刈りー?


さて、ばーさまは…

こちらも

毎日毎日毎日毎日ィーッ!!

川へ命の洗濯に行ってます
(川湯温泉
…という温泉があります
川の中から熱い温水が湧き出てますが…川の水温で薄まり…ちょうどよい湯加減です)




ある日のこと

じーさまがいつものように


「今日もナイスな快晴日和! さっそくいい詩が浮かびましたよー」


じーさまは詩人として問題アリな言葉をチョイスしながらも…

……以下のようなブッ飛んだ詩を作成…



あっあーあ〜あっあーあ〜
るっらら、るっら、春うらら〜

ワテの心にうららかに〜
忍び寄るのは君の声〜

ハァ、エンヤコラ〜エンヤコラ〜

やって来たのさはるばると〜
遠いお空の彼方から〜
(以下延々と続く……オペラ風味)



そこへ姿を現したのが…蟹のカニコン君…

じーさまの歌につられてよってきたらしい


「じーさま、じーさま…ワテの歌もきーておくんなはれー」


「うむ、…他の人の作品に触れる…それはいいことだ…また、他人に意見を聞いてみるのも上達の道としてはオススメだな…で、どんな歌だい?」


「はやく芽を出せ柿の種〜出さねばねばねば糸引くぞー!!」


「……カニコ君…」

「カニコンですがな」

「カ、カニコン君…なんか違う気がするのだが…」

「なッ! あんたーァ! ヒトの作品にケチ付けんのんかー!!」


カニコン君がハサミをシャカシャカさせて怒り狂っております
(作者はなんとなく…"シザーハンズ"を思い出しました…
たしか、ジョニー・デップとウィノナ・ライダーが出てました…うろ覚え)

(作者はジョニー君のやったスパロウ船長がアンディーマッコイに似てるのでケッコウ好きなのだす…
キース・リチャーズな喋り方もナイスだす…)
(ウィノナ・ライダーは若い頃にチョイおいろけ系の映画に出てましたな〜
実力派女優なんですがあの頃からかなーりカワイかったですな〜)





次へ
前へ  

[戻る]
[TOPへ]

[しおり]






カスタマイズ