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□痛いんだけど…
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それからというもの、
試合に展開はなく
打つことも打たれることも
なく進んでいった。
打ったといえばこの人…
田島「よっしゃー見とけよ!」
「早くこの試合終わらせて…
練習試合で延長12回って
どういうことだよ」
花井「まぁしゃぁねぇじゃん」
モモカン「いい?先に点をとった方に
一気に流れが来るよ?だからね、
ここで田島くんが打てても
次の花井くんが続けなきゃ
意味がないのよ。わかるよね?」
花井「はいッ!」
水谷「すげぇプレッシャー…」
栄口「田島の後だから
仕方ないよ…」
「みんなあたしの体力の
ために打ってくれないかな〜?」
栄口「女になったッ///」
水谷「お、おうッ///」
泉「やっぱ女になったら
強いのな…みんなコロっと
態度変わったぜ?」
「いぇーいッ(笑)」
モモカン「(名前ちゃん、まだ余裕そう。
でもいつ崩れるかわからない。
怪我させるわけには…)」
カキーンッ!
沖「う、打った!」
「せーのッ!」
「「「ナイバッチー!」」」
「田島かっこいいよー!」
田島「///よっしゃぁ!」
三橋「花井く、ん!
ガンバレ!う、打てるよ!」
花井「お、おうッ!」
叶「はぁッ、はぁッ」
織田「叶、大丈夫か?」
叶「あ、あぁ大丈夫」
織田「(なんかいつも以上に
息荒くないか?)」
花井「よっし、こいッ!」
シュッ
花井「(なんか遅い!?)」
カキーンッ
「あ…フェンス越した」
阿部「花井のやつ本当に
打ちやがった!」
花井「(う、打てたぁぁぁ)」