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□練習試合
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モモカン「さ、ちょっと集まって!
今月は結構忙しいよ〜」

阿部「練習試合組めたんすか?」

モモカン「えぇ。この間の合宿で
三星学園と練習試合した
じゃない?」

三橋「(か、叶君のとこ)」

花井「三星と練習試合
するんですか?」

モモカン「あそこの監督が
うちにリベンジを挑んで
来たのよ!それでね。」

田島「じゃぁさ、じゃぁさ、
またアイツのフォーク
打てんのかな?」

泉「1年だけで来たら
あの三橋の友達が
投げるだろうしなぁ」

「そんなすごい球投げる人が
その三星にいたの?」

栄口「田島でも打つの
手こずったもん」

「そうなんだ…」

モモカン「今回は三星の方が
うちのグラウンドに来てくれる
っていうからね、ソフト部に
話つけないといけないんだけど
みんな、準備はしといてね」

「「はいッ」」

阿部「あの、監督ッ!」

モモカン「どうしたの?」

阿部「三橋のことなんすけど、
5回ぐらいから名前に
交代させてくれませんか?」

モモカン「そうね、毎週練習試合
入ってるから三橋くんが
もし肩壊したりしたら
大変だもんね。」

三橋「(俺は、大事に
…されている…。)」

阿部「いいよな、三橋、名前!」

三橋「う、うん」

「了解〜」
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