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□第2回!?
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「部屋からテキストとって来るから
みんなでお母さんの相手してて?
お母さん、変なこと話さないでよね」

母「わかったわかった。」

阿部「……」

田島「あれ?阿部、どこ行くんだよ」

阿部「あートイレだよトイレ」

母「そこのドアでたら右よ〜」

阿部「ありがとうございます!」



―――お部屋にて―――

「♪〜♪〜」

阿部「ずいぶんご機嫌だな」

「お母さんが楽しそうだと
あたしも嬉しいから」

阿部「そりゃよかった。」

「…っていうか、なんで阿部が
部屋に入って来てんのよ」

阿部「いや、なんとなく。意外と
にぎやかな部屋だな…もっと
シンプルな部屋かと思ったけど」

「にぎやかってぬいぐるみのこと?
結構もらい物とか多いから
捨てられないんだよね〜」

阿部「へぇ〜友達?」

「そうだけど?」

阿部「男?」

「…か、関係ないじゃん」

阿部「お前なー…もっと女っていう
自覚持てよ。」

「どういうこと?」

阿部「ちょっと前病院で田島に
キスされた時も、
花井に胸触れらた時も、
さっき俺が抱きついた時も…
嫌ならちゃんと全力で拒否しろよ」

「なんで阿部にそんなことッ…きゃッ」

ドサッ

なんと、ベッドに押し倒されて
しまいましたよ

「ちょっと離して!」

阿部「お前、よくわかんねぇよ。
キスされるのも、抱きつかれるのも
胸触られるのも嫌じゃねえのかよ」

「阿部に言われる意味がわかんない。
胸触られたのは事故じゃん。
キスも不意打ちだったから拒否なんか
できなかったし、阿部だって
何かあったから抱きついてたのかと
思ったんだよ!?よくわかんないのは
阿部のほうだし」

阿部「じゃぁ今ココで俺が
お前にキスしてもいいのかよ」

「阿部は……」

阿部「俺は?」

「大好きなチームメイトだもん。
嫌でも拒否なんかできないよ。
それに、阿部はそんなチームを
乱すようなこと、しないよ」
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