夢小説 20
□告白の断り方
1ページ/1ページ
平助君の場合。
女子 「好きなんです。付き合って下さい」
平助 「わりぃ。俺、彼女いるから」
女子 「じゃあ、お友達でもいいです」
平助 「女友達、いらねぇし。ダチは、男で じゅうぶんだから、俺。つう事で、彼女待ってったから、行くわ」
斎藤さんの場合。
女子 「好きなんです。付き合って下さい」
斎藤 「すまないが、俺には心に決めた女性がいるので、そう言った申し出は断っている」
女子 「じゃあ、お友達でもいいです」
斎藤 「友達が欲しいのなら、俺でなくても構わないだろう。他をあたってくれ」
土方さんの場合。
女子 「好きなんです。付き合って下さい」
土方 「わりぃが、俺は彼女持ちだ」
女子 「じゃあ、お友達でもいいです」
土方 「男なんざ、星の数程いるんだ。彼女持ちの俺じゃなくて、もっといいヤツがいるだろう。もっと回りをよく見るんだな。案外、自分が気づかねぇだけで、いいヤツは近くにいたりするもんだからな。じゃあな」
風間さんの場合。
女子 「好きなんです。付き合って下さい」
風間 「何を言っている。俺程の男と、釣り合うわけがなかろう。それに、妻になる女は、既に決まっている」
女子 「じゃあ、お友達でもいいです」
風間 「友達等、いらん。そうだ、そんなに友達が欲しいなら、土方や沖田達と友達になるがいい。奴ら、何かにつけて、我が妻になる女にチョッカイをかけるからな、目障りでたまらん。奴らがチョッカイ等出せぬよう、友達として、よく監視しておく事だ。ま、せいぜい頑張るといい」
沖田さんの場合
女子 「好きなんです。付き合って下さい」
沖田 「僕、付き合ってる彼女以外興味ないから、無理だね」
女子 「じゃあ、お友達でもいいです」
沖田 「彼女さえいれば、僕、他は何もいらないから。だから、友達もいらないよ。だいたいさ、彼女以外の人なんて、僕にとっては石ころ同然だから。わかったら、さっさと僕の視界から消えてくれる?スッゴク目障りなんだけど」
原田さんの場合
女子 「好きなんです。付き合って下さい」
原田 「あぁ、わりぃ。そういうの俺、全部断ってっからよ。彼女以外、興味ねぇんだわ」
女子 「じゃあ、お友達でもいいです」
原田 「俺、独占欲強いからよ、彼女に男友達がいるのさえ面白くねぇんだよ。ま、あいつ そのへん わかってっから、男友達なんていねぇけどな。だから、俺も女友達いらねぇんだ。あいつにして欲しくねぇ事は、絶対俺もしたくねぇからよ。って事だから、諦めてくれ。じゃあな」
―終り―