すきなのは…
□3月14日
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お返しを買って帰って玄関で声を
掛けるが返事はない
霊圧は寝室からする
「なんだ…寝てんのかぁ…」
こっそりと寝室に入ると、テスラはうなされていた
「ノイ…トラさま、やだ、おいてか、な、で
……や、やだ」
「―――っ、テスラ…?」
そっと頬を撫でるとテスラはゆっくりと瞼を持ち上げた
「ノイ、トラ…さま?」
「おう、おはよ…」
「なんで、僕を置いて行ったんですか…。
そんなに、僕のこと嫌いですか…?」
「は?」
どうやら寝ぼけていて
夢と現実との区別がついていないらしい