Zzz

□願い事
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今日は七夕!

近くの公園で大きな七夕祭があるからすごく盛り上がってる。

私は自分の通う天河原中のサッカー部の仲良しな人達とお祭りに来ました!

サッカー部のマネージャーだから仲良くなったんだけどなんかみんな個性的なんだよね。

今日のメンバーは
私、隼総くん、西野空くん、星降くん、そして喜多くん。

「やっほー!真冬!待ったぁ?」

ぎゅっと西野空くんが抱きついてくる。
恥ずかしいけど毎回だから慣れちゃった。

『ううん、大丈夫!』

「1人で待たせて悪かったな…」

「コイツなら大丈夫だろ」

星降くんはクールだけど優しい。
隼総くんは年下のくせに生意気。
でもみんななんだかんだ好きなんだよね。


「おい、隼総!真冬は女の子なんだから心配しろよ!」

あ、喜多くん…。
実は私は喜多くんが好きだ。
4人のなかじゃ背は小さいけど、しっかりしててかっこいいから。


『大丈夫だよ、ありがとう』

そうして祭会場を回っていた。

『あ、笹だぁ!短冊書こうよ!』
「書こう書こう〜!!」

でも何書こうかな?

「どーせ食い物いっぱい食いたいとかだろ?ハハッ」

『失礼なっ!』


私は遠くに隠れて書いた。

笹に短冊をつけた後あたりを見ると
「あ、真冬…あいつらどっか行ったから…その、俺と回らないか?///」


『うん!////』


「2人の短冊の願いが叶うのはすぐ先かもな」

「ん〜残念」

「……」


(喜多君に振り向いてもらえますように)
(真冬と付き合えますように)

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