Zzz
□願い事
1ページ/1ページ
今日は七夕!
近くの公園で大きな七夕祭があるからすごく盛り上がってる。
私は自分の通う天河原中のサッカー部の仲良しな人達とお祭りに来ました!
サッカー部のマネージャーだから仲良くなったんだけどなんかみんな個性的なんだよね。
今日のメンバーは
私、隼総くん、西野空くん、星降くん、そして喜多くん。
「やっほー!真冬!待ったぁ?」
ぎゅっと西野空くんが抱きついてくる。
恥ずかしいけど毎回だから慣れちゃった。
『ううん、大丈夫!』
「1人で待たせて悪かったな…」
「コイツなら大丈夫だろ」
星降くんはクールだけど優しい。
隼総くんは年下のくせに生意気。
でもみんななんだかんだ好きなんだよね。
「おい、隼総!真冬は女の子なんだから心配しろよ!」
あ、喜多くん…。
実は私は喜多くんが好きだ。
4人のなかじゃ背は小さいけど、しっかりしててかっこいいから。
『大丈夫だよ、ありがとう』
そうして祭会場を回っていた。
『あ、笹だぁ!短冊書こうよ!』
「書こう書こう〜!!」
でも何書こうかな?
「どーせ食い物いっぱい食いたいとかだろ?ハハッ」
『失礼なっ!』
私は遠くに隠れて書いた。
笹に短冊をつけた後あたりを見ると
「あ、真冬…あいつらどっか行ったから…その、俺と回らないか?///」
『うん!////』
「2人の短冊の願いが叶うのはすぐ先かもな」
「ん〜残念」
「……」
(喜多君に振り向いてもらえますように)
(真冬と付き合えますように)