Zzz

□初めてのメール
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私神崎真冬はメールにハマっている。
大した用事がなくても友達とメールのやりとりをしている。


最近はクラスのいろんな子のメアドを知ることができた。
なのに…

好きな人のメアドだけは聞けない。
いざ聞こうとしても恥ずかしい……
普通の会話は平気なのに。


「おい、なにボーッとしてんだよ、神崎」

ハッとすると
目の前に私の好きな人、倉間くんがいた。

「さっきからずっと呼んでんのに無視しやがって」

やばい、倉間くんちょっと機嫌わるそうだ…最悪だ。
とにかく謝らないと。

『ごめんなさい!あ、あの、ちょっと考え事してたもんだから…』

「まあいいけどな。気にしてないから」

ニコっと珍しく笑っている。
私はこの笑顔が好きなんだ。

『あ、ところでなんで呼んだの?』

「それは……」

倉間くんが口をゴニョゴニョさせている。

やっと口を開くと
「神崎は携帯持ってるだろ?」

『うん、持ってるよ?』
今が聞くチャンスかもしれない。

「だから、その、俺とメールしないか?」


思ってることは同じだった。
何だかすごく嬉しいよ。

『いいよ!じゃあ…メアド教えるね!』


初めてのメール、なんて送ろうかな。

これからメールがもっと楽しくなりそうな予感がする。







あとがき

初倉間夢!
グダグダすぎる……
続編書きたいなぁ

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