捧げもの

□可愛い彼氏
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『ねぇー、倉間』

「………」

今日は倉間の家に来ている。
いわゆる自宅デートだ。
あんまり雰囲気的には付き合ってるように見えないけど一応恋人同士。

ただ1つ悩みがある。


それは……………


付き合ってからなぜかそっけないことだ。
なんでかわからないから今日こそ聞いてみよう!

『ね、なんで付き合いだしてから冷たくなったの?』

ちょっとストレートすぎたかな。
倉間はびっくりしてる。

「いきなりなんだよ、さん。よく考えたらわかるだろ」

え?考えたらわかる…?

『うーん……』


だめだ!さっぱりわかんないし。

『お願いっ!教えて』

「は?やだし」

なんか機嫌悪そうだなぁ。
こういうときはあえて甘えてみようかな…


ぎゅぅっ


「っ!!??」

『だいすき、だから私は大切な彼氏のことはわかりたいの』

我ながら大胆だなぁ、と思う。

「………ばないからだよ」

『え?聞こえない…』

倉間はぼそぼそ言っている。そんなに言いづらいかな。

「あーっ!もう!だからっ!お前が…さんが俺のこと名前で呼ばないからだよっ!」

………え?
そうだったの?

『そういえば私は名前で呼ばれてるのに呼んでなかったね…』

「ちっ…///」


やっぱり理由があったんだ。
可愛いあなたにそっけなくされるのはつらかったけどあなたもつらかったのね……

よし、恥ずかしいけど、呼んでみよう


『典人、だいすきだよ!』

「////!!お、俺もさんのこと好きだ…だから…」


ちゅっ


「これからは恋人らしいことしような?」

『うんっ!』









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粗茶様リクありがとうございました!
かなり遅くなってしまい、申し訳ないです…
こんな感じでよろしかったでしょうか?

書き直しは全然OKですので
こんなの違うわ!
って思ったらまたいってください!

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