捧げもの

□こんな日常
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私と宵一は付き合っている。
世間でいうところのバカップルってやつだ。

「ねぇさん〜」

『ん?』

今だって私の部屋でいちゃついてる。

「ぎゅ〜…あったかいねぇ」

『暑いくらいだよ…まぁいいよ』

宵一はとにかく抱きつき癖がひどくてなにかあるとすぐ抱きついてくる。
夏はちょっと厳しいけど……可愛いから許しちゃう。

だからバカップルなんて言われちゃうのかな

「ちょっとちょっと〜せっかく僕といるのに何考え事してんの〜?」

ついボーっとしてると
宵一は拗ねたように指で私のほっぺをつねる。

痛いんだけど…

「さんが悪いんだよ?僕といるときは僕だけ見て?」

首を傾げながら見つめる宵一は可愛い。
もちろんわざとだってわかってるけど…

『ごめんね、可愛いなあ〜よしよし』

「えへへっ、わかったならいいんだよぉ。だけど…」


や、やばい。
宵一の目つきが変わった。
これはよからぬことを考えている証拠だ。
前もこんなことがあったがろくなことがなかった気がする…


『な、なに?』


ちゅっ


「今日、家族出かけていないんだよね?覚悟しときなよ〜」


あぁ、やっぱりか。
今日もまた宵一は私から片時も離れないらしい。

好きだからいいけどね!




end




あとがき
甘桜様リクありがとうございました!
こんな駄作で良かったら受け取ってやってください!
直して欲しい所があったらどんどん指摘してくださると嬉しいです♪
いちゃいちゃできてるかは微妙…ですね、ごめんなさい(´`)

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