短編-Short-
□「妖怪の日常-幸せ-」
1ページ/1ページ
夏目視点
ガチャッ
夏「レーンレーーーーン❤」がばっ
合鍵で<恋人>の部屋に入る。
毎回毎回思うけど、レンレンの部屋は散らかってもなく綺麗でもなく、
男らしい部屋なんだけど落ち着くんだよねー
反「おー、いらっしゃーい」抱きっ
本当に時々忘れちゃうんだけどレンレン、ボクより年下だよね?
抱きしめてもらうときも包み込まれてるって感じがするし、
おっきいし…安心感があるんだよねー
夏「レンレン、あったかーい^^好きだよー?」
反「んー?そうか?なんで疑問系かは知らないけど俺も好きー❤」
ひしっ ぎゅうぅぅぅぅぅっ…
………あれ?
夏「…レンレーン?痛いんだけどー」
体が軋むほどに抱きしめられる。嬉しいけど痛いなぁ…
肩に顔をうずめられて表情もわからないし…
夏「・・・なんかあったの?」
抱きついたりするのは、二人っきりだと当たり前だから特に何もないだろうケド・・・
反「あった」
ありゃ?
反「お前、俺と付き合う前からミケとの関わり方変わってねぇよなー」
ありゃりゃ?
反「セクハラっぽいことするわ抱いてとか言うわ、
流石の俺でも嫉妬しちゃうわー」
え、レンレン可愛い…嫉妬とか…
夏「なんか、嬉しいなー」
反「ん?」
夏「なんでもなーい☆」
--ささやかな、ボクの幸せ--