02/25の日記
17：00
からっぽですよ（目高）
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（女の子視点）
「『ねえ』『きみは世界が嫌いでしょ？』」
球磨川さんが突然そんな事を問いかけてくる。
―まさか、何を言ってるんですか球磨川さん―
―私は世界が大好きですよ―
私は確か白々しく、彼にそんな言葉を返したはずだ。
「『じゃあ人間が好き？』」
その問いかけにも私は、
―大好きですよ―
―決まってるでしょう―
そんな風に返したはずだ。
「『じゃあ』『僕の事』『好き？』」
彼のその問いかけに私は
―ええ。とっても愛してますよ―
ちゃんとそう言えただろうか。
あとがき
以前書いたものの別視点。
禊ちゃんはそれが嘘だって分かっちゃって悲しそうにしてればいいと思う。
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