□小さな嫉妬と大きな心配
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「う、もう朝・・・」

まだ足りない。もう少し寝たい。そんな事を考えながら蒲団の中で身体を反転させる。そして目を瞑ったまま、隣で眠る総悟を抱き締めた。

「おい、起きるぞ・・・」

言いながら、更に強く抱き締める。言っている事とやっている事が全くの逆で。俺の本音は行動となって表れる。

「ん・・・土方さん・・・」

「ん?」

奴の声に違和感。また奴を抱き締めた感触も、いつもと違く感じる。寝惚けながらも不審に思い、

パチリ、目を開ければ、

「・・・・・・!!!」

 
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