弐.
□モキチ
1ページ/39ページ
『超絶イケメンがあんたを待ってる。今すぐ帰れ。そして今日があんたの命日』
総悟からの意味不明なメールは突然届いた。一人外出していた俺は、
「は?何だコレ」
独り言を呟きながら返信もせずに携帯をしまう。しかし直ぐに次のメールが届いて。
『トシ、もし早く帰れるようなら帰ってきてくれ』
今度は近藤さんからだった。内容こそ何も書かれていないものの、同じタイミングで総悟と近藤さんからのメール。何かあったのだろうか。俺は不思議に思いながら急いで屯所へと戻った。
そこで待ち受けていたのは…。
.