弐.
□鏡プレイ
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鏡プレイがしたい。
背面座位のM字開脚。それを野郎に見せ付ける。
と、まぁ、そんな王道でも構わない。
野郎は『やめろ』と言いながら顔を背けるだろう。そんなの止めるハズが無い。俺は無理矢理髪を掴んで見せつければ『あっ・・・』鏡に映る自分の姿と目が合って。しかし羞恥に顔を染めながらも鏡から目が離せられない野郎。揺さぶられる自分、露わになった結合、そして後ろから薄い笑みを浮かべる俺。野郎はうっすらと目に涙を浮かべながら『たのむ・・・からっ!やめてく・・・れ』と口では言うけれど、鏡に映るのはしっかりと上を向いた性器。何の説得力も無い。
と、まぁ、そんな王道でも構わない。いや、寧ろそんな王道が欲しい。
思い立ったが吉日で。
「よし、手配完了」
早速俺は姿見を注文した。届け先は野郎の部屋だ。