ZZZA

□アイタイ
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【門の前・受付】






コ「!あれ、ガイさん」



イ「お疲れさまです」



ガ「おう!ι」



 (キョロキョロ)






門に着いたガイ。門番のコテツとイズモへの挨拶はそこそこに、焦った様子で辺りを見渡していく。



しかし、






ガ「どこだ、どこなんだ!?ι」



 (キョロキョロキョロキョロ)



コ・イ「「???」」






絶対いると自信があったにも関わらず、せつなの姿はどこにもない。おかげで、そろそろ彼も慌て始める。






ガ「なぜだ!?ι迎えといったら、もうここしかないだろ?!!ι」



イ「どうしました、ガイさん?ι」



コ「誰かお探しですか?」



ガ「せつなを知らないか!?ι」



イ「!え、せつなさんですか?」



コ「それなら・・」



ガ「!ι」






どうやら2人は、知っているよう。キョロキョロするのを止めて、黙って話を聞く。



すると、






コ「せつなさんは先程、ここにいましたよ」



イ「10分程前まで」



ガ「Σな、なにぃ!!ι」



イ「ガイさんはもうここを通ったと伝えたら、どこかに行かれましたが」






どうやらスレ違ったらしい。ガイは最初から、ここに来るべきだったと悔やみ唸る。






ガ「あああ、そうだったのかぁぁぁξξξι」



コ「でも、ガイさんを探すとおっしゃっていたので、まだウロウロされているかと・・・」



ガ「Σどこに行くと言っていた!?ι」



コ「いえ、そこまではι」



イ「ガイさんが、行きそうな場所ではないですか?ι」



ガ「そ、そうか!ι」



イ「心当たr」




 (バビュューーン!!)




イ「・・・はやっι」



コ「ι」






思い付いた途端、即ダッシュ。砂ぼこりを撒き散らし、ガイは門を後にした。






【演習場】






ガ「うぬぬぬぬξξ#」



 (シーン・・)



ガ「Σいなぁぁい!!ξξ##」






誰もいない演習場の真ん中で、間違えたと分かり、そのイラつきを叫ぶ。






ガ「オレの行きそうな場所は、ここくらいだぞ!?#ι」



 (ぐしゃぐしゃぐしゃ)



ガ「Σせつなはどこだああああ!!ι・・・はぁーι」






そのままガックシ。自分の声が辺りにコダマするのを、脱力して聞いていた。






ガ「ホントにどこに行った・・・ι」



 (びゅーー・・)






忍務後、彼女に会うのが楽しみだったのに。大した忍務ではなかったのに、疲れがドッと溢れてくるような気分になる。






ガ「はぁーι」



 (びゅーー・・)






すると、






ガ「!ハッ、まさか!?ι」



 (バッ)



ガ「Σあそこか!ι」






突如、何か思い付いたのか、自分の来たほうを振り向く。



その先には、火のマークの着いた建物が遠くのほうに見える。






ガ「・・・ι」



 (びゅーー・・)






確実にあそこにいる。ガイの野生の勘がそう言っていた。
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