ZZZA
□白いシーツ
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主「ううう、まだ気持ち悪〜い||||」
ガ「あれだけ除菌すれば大丈夫だろ」
主「ウチに帰ったら一番にお風呂に入るι」
するとせつなが身体を寄せてきた。アルコールジェルはあまり精神的に安心させてくれなかったようだ。そもそもカカシのエロ菌とやらは、本物の菌じゃないはず。つまり医学の知識があるはずの彼女が、無意味な処置をしたことになる。ガイは可笑しかった。
ガ「オレは大丈夫なのか?さっき忍務から帰って来たから汚れてるぞ?」
主「ガイはいいの!//ι」
ガ「そうか」
少しからかうと、せつなが焦って取り繕った。そう反応すると分かっていて、からかったのだが。でもやはり焦る彼女は可愛くて、ガイの顔は緩んだ。
ガ「安心した!」
主「それにね、ガイに付いた汚れなら寧ろ・・付けてほしいかも//ι」
そう言うと、せつなは甘えるように肩に頭を乗せてきた。自然とガイの手が彼女へ伸びた。
【裏庭】
カ「ふふーん」
その頃カカシはルンルン気分で病院の裏庭にいた。手にイチャぱらを持ち、ニヤニヤしていた。
カ「オレとしたことが下巻を忘れるなんて」
自分がいる病室の真下に着いた。4階の右から3番目の窓。カカシは回復したばかりのチャクラを足に溜めた。そして病院の壁に足を着けた。あとは一気にジャンプ。カカシはたった2歩壁を踏み台にすると、自身の部屋の窓枠に着地した。
カ「これでさつきに忍務がなかったらな//部屋でイチャイチャするn・・・あ」
ガ・主「「あ」」
カカシは床に足を降ろそうとして固まった。白い布団の上で、麗しのお姉さまがガイを押し倒しているではないか。カカシはタイミングが悪かったと察した。後ろ姿しか見えないが、せつなの身体がぷるぷる震えていた。
主「〜〜〜っξξ////;;」
カ「えーと///ι」
ガ(マズイ//ι)
誰もが気まずかった。カカシも咄嗟のことで言葉が出てこなかった。さっきまでアルコール臭が充満していたのに、今は甘い空気が漂っていた。
カ「あのー・・///ι」
主「〜〜〜っξξ/////;;」
カ「ι//どうぞ気にせず続きw」
(ドゴォォン)
ガ「Σおおお、カーカーシーー!!|||||;;」
主「ハァ、ハァ//#」
まさかベッドがぶん投げられるとは思わず、カカシは避けられなかった。きっとダンプカーと正面衝突したら、こんな感じなのだろう。ガイが急いで窓の下を覗くと、ベッドの下敷きとなった無残なライバルの姿があった。
カ(酷い・・|||||)
入院は延長した。
おしまい
2020.1.30.修正