ZZZA
□ここに、宣言する。
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ゲ「気にするなよ。相手は女だぞ」
カ「チッ、さつきにツッコむこともできないくせに#」
ア「おっと、下ネタへの展開早」
ガリガリガリガリ。カカシが恨みがましく親指の爪を噛んだ。
ゲ「お前のモノがどれだけのもんじゃい」
カ「さつきとどうこうなろうなんて100万年早いわ!#」
ガ「どうこう?」
ア「掘り下げんな、無視しろ」
ゲ「つーか、たかがファンだろ?まさかそこまで求められるのか?」
主妹「たまにですよぉ〜」
ゲ「へぇ、すげっ」
カ「誰がさつきに相応しいか分かってないんだよ#」
ガリガリガリガリ。さつきがしらっと言うので、ゲンマはリアクションに困った。アスマが“女はよく分からねぇ”とボヤくと、ゲンマは強く頷いた。おそらくカカシのほうが女性を対等に扱ってる。敵としてではあるが、彼女たちの好意を理解できているからこそだろう。
カ「こうなったら実力行使だーーー!#」
ゲ「Σまさか力付く!?ι」
主妹「あらあら〜」
ガ「おいおい、暴力はダメだ!ι」
カカシが勢いよく立ち上がり、拳を天井に突き上げた。くの一たちに誰が相応しいか教えなければ。当然周りはざわついた。
ア「相手は女で、ほとんどが中忍だぞ!ι」
カ「Σ問答無用ぉ!!#」
ア・ガ・ゲ「「「あ」」」
そう言うと、カカシが部屋を出た。周りがぽかんとしている間に、廊下を駆け抜けて行った。
ア・ゲ((大丈夫かι))
ガ「ホドホドにな!」
主妹「お気をつけてぇ〜」
ゲ「さつきさん、顔が笑っとりますよ」
でも誰も関わりたくないから追いかけない。ガイが大きく手を振って、ライバルを見送った。