ZZZA
□カフカ
3ページ/10ページ
【10分後】
主猫(ハァ、ハァ||||)
(へとっ・・)
主猫(巻いた・・・||||)
いつの間にか里の外れまで来ていたせつな。赤丸から逃げ切り、ようやく一息つく。
(すたっ、すたっ)
主猫(犬はダメだわ、身がもたない・・・||||)
いちをカカシにも助けを求めようと考えていたが、リスクが高そうだ。赤丸に見つかってはいけないので、せつなは呼吸を整え、すぐに歩みを進めた。
主猫(出来れば、ガイや綱手がいるといいわι)
(すたっ、すたっ)
主猫(それか動物と話せる人と・・・・あ!ι)
そして茶屋の前を通ったとき。
ア「ホント、チョージには頭がイテェーよι」
ゲ「はは、オレ絶対下忍は受けもたねぇー」
主猫(アスマ、ゲンマ!ι)
のんびりとお茶をしているアスマとゲンマを発見。もしかしたら、自分に気づいてくれるかもしれないため、せつなは駆け寄る。
ゲ「焼肉屋に貢献してんな!」
ア「喜ばれるどころか、謝ったよ||||ι」
(くいっ)
ア「ん?」
話していると足元に、何か感触が。
主猫「ニャー(アスマー)ι」
(ピョコッ)
ア「猫?」
ゲ「ん、どした?」
それは猫になったせつな。彼女は、椅子の上に飛び上がる。
主猫「ニャーニャー(私よ、せつな。猫になっちゃったの)ι」
ゲ「なんか訴えてんな。知ってる猫か?」
ア「いや、見たことねぇーな」
主猫(ああ、やっぱり無理よねι)
丸っきり猫扱い。彼女は肩を落とす。
主猫(ねぇ、せめてガイがどこにいるか知らない?ι)
(くい、くい)
ア「なんか、手ェ招いてんな???」
ゲ「腹減ってんのか?」
主猫(違うわよーι)
ア「オレら何も持ってねぇーぞ(笑)」
(ナデナデ)
すると、正体に気づかないアスマは、ニコニコと彼女の首回りを撫で始める。
主猫(違うの、お腹は空いてないのι)
(ナデナデ)
主猫(紅はいつ帰るの?ιっていうか、アスマは口寄せ出来ない??ι)
(ナデナデ)
主猫(ι!ねー聞いてー・・・・って、これ気持ちいいかも〜・・・//)
(ナデナデ)
そして、ついに。
主猫「ゴロゴロ〜V//」
ゲ「おー、嬉しそうだ」
ア「だろ(ニッ)」
あまりに気持ちよく撫でてくるアスマ。おかげで、せつなは元に戻ることを忘れる。
主猫(何これ、撫でられると気持ちい〜V///)
(ナデナデ)
主猫(耳の後ろがすっごいいいわ〜V//)
(ナデナデ)
主猫(////あああ、ずっとこうしてた・・・Σって、危ない危ない!!;;)
(バッ)
ようやく我に返る。