ZZZA

□カフカ
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【10分後】






主猫(ハァ、ハァ||||)



 (へとっ・・)



主猫(巻いた・・・||||)






いつの間にか里の外れまで来ていたせつな。赤丸から逃げ切り、ようやく一息つく。






 (すたっ、すたっ)



主猫(犬はダメだわ、身がもたない・・・||||)






いちをカカシにも助けを求めようと考えていたが、リスクが高そうだ。赤丸に見つかってはいけないので、せつなは呼吸を整え、すぐに歩みを進めた。






主猫(出来れば、ガイや綱手がいるといいわι)



 (すたっ、すたっ)



主猫(それか動物と話せる人と・・・・あ!ι)






そして茶屋の前を通ったとき。






ア「ホント、チョージには頭がイテェーよι」



ゲ「はは、オレ絶対下忍は受けもたねぇー」



主猫(アスマ、ゲンマ!ι)






のんびりとお茶をしているアスマとゲンマを発見。もしかしたら、自分に気づいてくれるかもしれないため、せつなは駆け寄る。






ゲ「焼肉屋に貢献してんな!」



ア「喜ばれるどころか、謝ったよ||||ι」



 (くいっ)



ア「ん?」






話していると足元に、何か感触が。






主猫「ニャー(アスマー)ι」



 (ピョコッ)



ア「猫?」



ゲ「ん、どした?」






それは猫になったせつな。彼女は、椅子の上に飛び上がる。






主猫「ニャーニャー(私よ、せつな。猫になっちゃったの)ι」



ゲ「なんか訴えてんな。知ってる猫か?」



ア「いや、見たことねぇーな」



主猫(ああ、やっぱり無理よねι)






丸っきり猫扱い。彼女は肩を落とす。






主猫(ねぇ、せめてガイがどこにいるか知らない?ι)



 (くい、くい)



ア「なんか、手ェ招いてんな???」



ゲ「腹減ってんのか?」



主猫(違うわよーι)



ア「オレら何も持ってねぇーぞ(笑)」



 (ナデナデ)






すると、正体に気づかないアスマは、ニコニコと彼女の首回りを撫で始める。






主猫(違うの、お腹は空いてないのι)



 (ナデナデ)



主猫(紅はいつ帰るの?ιっていうか、アスマは口寄せ出来ない??ι)



 (ナデナデ)



主猫(ι!ねー聞いてー・・・・って、これ気持ちいいかも〜・・・//)



 (ナデナデ)






そして、ついに。






主猫「ゴロゴロ〜V//」



ゲ「おー、嬉しそうだ」



ア「だろ(ニッ)」






あまりに気持ちよく撫でてくるアスマ。おかげで、せつなは元に戻ることを忘れる。






主猫(何これ、撫でられると気持ちい〜V///)



 (ナデナデ)



主猫(耳の後ろがすっごいいいわ〜V//)



 (ナデナデ)



主猫(////あああ、ずっとこうしてた・・・Σって、危ない危ない!!;;)



 (バッ)






ようやく我に返る。
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