ZZZA
□カフカ
2ページ/10ページ
【アパート前】
(ざわざわざわ)
主猫(・・・||||)
紅のアパートの前。猫になったせつなの足が止まる。
主猫(大きい・・・||||)
(ざわざわざわ)
行き交う人や建物の、あまりのサイズの違いに。
(ブンブンブン)
主猫(Σだめだめ、初っぱなからへこんだら!!ι)
キ「見えたぜ!」
主猫(!んι)
そんなとき。
キ「紅先生、今日はいるかな?」
ヒ「昨日は・・・留守だったから・・・」
シ「・・・」
主猫(あれは、紅のとこの!)
紅班のキバ、ヒナタ、シノの3人がこちらに向かっていた。
シ「この書類にサインをもらわないと提出できない。できなければ、処理さr」
キ「居るといいな、赤丸!」
赤「わん!」
主猫(しかも赤丸がいる!//)
アパートを出て早々、なんたる幸運。赤丸になら、言葉が通じるはずだし、それにキバは赤丸の言葉が分かる。
主猫(元に戻れる!//)
(たたっ)
せつなはすぐに彼らに駆け寄った。
主猫(赤丸〜!//)
赤「!」
主猫(たーすーけーてー!//)
赤(キラキラキラキラ///)
主猫(えι)
しかし、
赤「わん!///」
(バッ)
主猫(Σえぇ!?;;)
キ「!ん、赤丸!?」
すっごい尻尾を振って追いかけてきた赤丸。危険を感じたせつなは、すぐにUターンし逃げ出す。
(たたたたたたた)
主猫(Σちょっと止めてよぉぉぉ!!;;;)
赤「わんわん!///」
主猫(Σ違う違う、追いかけっこじゃn・・Σって、赤丸の言葉が分かる!!;;;)
(たたたたたたた)
目を輝かせて後ろに迫ってくる赤丸。せつなは、必死に走る。
(たたたたたたた)
主猫(Σ猫じゃないの、せつななの!!;;;)
赤「わん、わん!」
主猫(Σ赤丸にツッコまれたぁぁぁ!!;;;)
(たたたたたたた)
主猫(Σ誰か助けてぇぇぇ!!;;;)
キ「赤丸ーゥ、どこまで行くつもりなんだよ!?ι」
さい先不安だ。