ZZZA
□美ボディ旋風☆
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で、現在。
主「――――ということがあってぇ;;」
ガ「ほおι」
回想してるだけで、せつなが涙目になっていた。かなりショックだったみたいだ。
主「今まで言われたことなかったのに〜;;」
ガ「プニプニか」
主「そうなの、プニプニって何!?;;」
顔を両手で隠し、今にも泣きそうだ。しかし、やっと何に注目すれば分かった。ガイは椅子の上であぐらをかいて、彼女のお腹を再びマジマジと見つめる。
ガ(うぬ)
しかし、
ガ(全く分からんι)
やはり、どんなに目を凝らしても判断ができない。彼女は元々忍びでもないので、今まで腹筋が割れていたわけでもない。ただ、昔も今も臍がある普通の腹のまま。でも。
ガ(プニプニか)
(ジーー・・)
ガ(プニプニ//)
徐々にガイの目が輝いていく。
主「これってダイエットとかするべきかな?;;」
ガ「なぁ、せつな?」
主「なーに?;;」
ガ「バンザイしてみろ!」
主「へ?;;」
あまりに唐突で、せつなは一瞬きょとんとする。にも関わらずガイは説明など一切せずに、ニコニコしているだけ。そして、再びバンザイだと言う。せつなは仕方ないので言われるままに両手を上げた。
ガ「お!」
主「ど、どう!?;;」
ガ「プニプニだな!」
主「Σえーー!!;;」
するとガイの手が伸びてきた。どうやら確かめてみたくなったらしい。彼女のお腹を服の上から触れていく。というか、摘まんでみた。そこでプニプニの正体を知り、その触り心地に口元が緩んでいく。
ガ「気持ちいいぞ!//」
主「嬉しくなーーい!;;」
しかし当然、当の本人はショックを受ける。ガイが何度も腹を摘まんでは離し、摘まんでは離しを繰り返す。
ガ「うぬ、プニプニはイヤなのか?」
主「Σイヤよ、今までそういう話をしてたじゃない!!;;」
ガ「えーっと・・・なら、ふにょふにょはどうだ!」
主「Σ違うの、音の響きの問題じゃないわ、あ、でも、ふにょふにょのほうが傷つくかも、ふにょふにょはダメ!!;;」
ガ「ほほう?」
せつなが本格的に落ち込み始めたにも関わらず、ガイはプニプニを満喫。そして彼女の心情など露知らず、さつきの言いたいことが分かったと満足そうに頷いた。
ガ「こんなに触り心地がいいとは気づかなかった!」
主「あああ、ホントにダイエットしよう|||||」
ガ「ん、運動か?」
主「えぇ、最近全く運動してないしちょうどいいかもι」
ガ「確かに、ベッドでしか動いてないかもな!」
主「そうなの、しかもガイが乗るから私はほとんど動k」
(ドゴォ!)
主「Σって、何を言わせるのよ!!///#」
ガ「いたっι」
突如襲った衝撃のせいで、ガイは椅子から落ちてしまう。それも自業自得。せつなは怒って、背を向けた。