ZZZA

□美ボディ旋風☆
2ページ/3ページ





で、現在。






主「――――ということがあってぇ;;」



ガ「ほおι」






回想してるだけで、せつなが涙目になっていた。かなりショックだったみたいだ。






主「今まで言われたことなかったのに〜;;」



ガ「プニプニか」



主「そうなの、プニプニって何!?;;」






顔を両手で隠し、今にも泣きそうだ。しかし、やっと何に注目すれば分かった。ガイは椅子の上であぐらをかいて、彼女のお腹を再びマジマジと見つめる。





ガ(うぬ)





しかし、





ガ(全く分からんι)





やはり、どんなに目を凝らしても判断ができない。彼女は元々忍びでもないので、今まで腹筋が割れていたわけでもない。ただ、昔も今も臍がある普通の腹のまま。でも。






ガ(プニプニか)



 (ジーー・・)



ガ(プニプニ//)






徐々にガイの目が輝いていく。






主「これってダイエットとかするべきかな?;;」



ガ「なぁ、せつな?」



主「なーに?;;」



ガ「バンザイしてみろ!」



主「へ?;;」






あまりに唐突で、せつなは一瞬きょとんとする。にも関わらずガイは説明など一切せずに、ニコニコしているだけ。そして、再びバンザイだと言う。せつなは仕方ないので言われるままに両手を上げた。






ガ「お!」



主「ど、どう!?;;」



ガ「プニプニだな!」



主「Σえーー!!;;」






するとガイの手が伸びてきた。どうやら確かめてみたくなったらしい。彼女のお腹を服の上から触れていく。というか、摘まんでみた。そこでプニプニの正体を知り、その触り心地に口元が緩んでいく。






ガ「気持ちいいぞ!//」



主「嬉しくなーーい!;;」






しかし当然、当の本人はショックを受ける。ガイが何度も腹を摘まんでは離し、摘まんでは離しを繰り返す。






ガ「うぬ、プニプニはイヤなのか?」



主「Σイヤよ、今までそういう話をしてたじゃない!!;;」



ガ「えーっと・・・なら、ふにょふにょはどうだ!」



主「Σ違うの、音の響きの問題じゃないわ、あ、でも、ふにょふにょのほうが傷つくかも、ふにょふにょはダメ!!;;」



ガ「ほほう?」






せつなが本格的に落ち込み始めたにも関わらず、ガイはプニプニを満喫。そして彼女の心情など露知らず、さつきの言いたいことが分かったと満足そうに頷いた。






ガ「こんなに触り心地がいいとは気づかなかった!」



主「あああ、ホントにダイエットしよう|||||」



ガ「ん、運動か?」



主「えぇ、最近全く運動してないしちょうどいいかもι」



ガ「確かに、ベッドでしか動いてないかもな!」



主「そうなの、しかもガイが乗るから私はほとんど動k」



 (ドゴォ!)



主「Σって、何を言わせるのよ!!///#」



ガ「いたっι」






突如襲った衝撃のせいで、ガイは椅子から落ちてしまう。それも自業自得。せつなは怒って、背を向けた。
次へ
前へ  

[戻る]
[TOPへ]

[しおり]






カスタマイズ