ZZZA

□キミの手の上で転がされ
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【会議室】




綱「暗部からの報告は以上だ」





部屋の中心に、楕円形の机が置かれていた。出入口から1番遠い席には綱手やホムラなどの上役が座った。






ア「それで里としての方針は?」



綱「いくら抜け忍でも、被害が出れば我々の責任が追求されるだろう」



ホ「今のうちに叩き潰すのが策じゃろう」






残りの席は、カカシたち上忍が埋めた。当然さつきもいた。誰の席か決まっており、さつきは新人上忍なので出入口に1番近かった。カカシと席が離れてしまった。するとカカシが神妙な面持ちで、綱手に意見した。






カ「しかし今追求するのは危険なのでは。S級犯罪者の姿も確認されています」



ガ「情報が錯誤しているなかで行動するのは、無駄な犠牲を増やすだけです!」



綱「せめて奴らのメンバーの正体だけでも確実にしたいものだ。だが下手に動いても」






ガイもふざけたりせず、いつにもまして真剣だった。何せ、里の防衛に関わる重要な会議。さつきは凄い場だと思った。三代目火影のときから、立場や年齢は関係なく意見を言い合う風潮になったと教えてもらった。そのため会議はスムーズに進み、さつきなどぼうっとしてるだけだった。






シ「これ以上の調査は危険だ。すでに部隊で2人ヤられている」



ア「オレらも調査に加わりましょうか。最後の1回で」



綱「そうだな。近日中に新たに調査部隊を派遣s」




カ「うおっ!ι」






綱手が手元の資料にメモした矢先だった。突如、変な声をあげたヤツがいた。一斉に皆の視線が向いた。






綱「どうした、カカシ?」



シ「何か気になることでもあったか?」



カ「い、いえ何も!ι」






それはカカシだった。カカシは何でもないと取り繕った。隣の席にいた奈良シカクは一番驚いた。ずっと向かい側でうとうとしていた同期のイノイチは、今ので起きていた。






綱「何でもないなら話を続けるよ」



カ「はーいι」






カカシは愛想笑いで誤魔化した。会議は仕切り直された。






綱「では次の議題だが」



シ「それはオレから説明しましょう」



カ(・・・な)






しかし逆にカカシは集中できなくなった。





カ(Σ何だ、このオレのピンポイントな部分を襲う振動は!?|||||;;)





全く何でもなくはなかった。表情には出さないが、心の中はかなり動揺していた。突如乳首が正体不明の振動に襲われたのだ。
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