ZZZA

□Tough Lover!
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【アカデミー】




主「はーい、今日はオシマイ!」



 (ざわざわ)



主「ちゃんと予習してきてねー!」



生徒「「「はーい」」」






5時間目の授業終了のチャイムが鳴る。せつなは教室をぞろぞろと出ていく生徒たちの後ろ姿を笑顔で見送った。






生徒「せつな先生、バイバーイ」



主「バイバイ」



 (ガチャン)



主「・・・!さ、私も戻ろう」






そして部屋に一人だけになったのを確認すると、自分も職員室に向かうことに。






主(今日はもう授業はないから、明日の準備を済ませて・・・)



 (すたっ)



主(!あ、後で紅にCDを返さなk)



ガ「せつな!!」



主「!」






そしてドアに手を伸ばしたとき。






ガ「授業は終わりか!」



主「おかえり!」






突然ガイが窓からやって来た。せつなは満面の笑みで、すぐに教室の真ん中に戻っていく。






主「帰るの、明日の朝じゃなかった!?//」



ガ「それが思っていたより、早く終わってな!」



 (ぬっ)



ガ「来てみたんだ!」






彼は忍務の報告書を提出しに行く途中らしい。しかし5日ぶりに会いたくて、先に彼女の働くアカデミーに直行したということ。


ガイは軽くジャンプして、教室に入ってきた。






ガ「みんな、真剣に聞いていたな!」



主「そうよ、皆イイコだもん」



ガ「オレは、いつもこの席だった!」



主「くすっ、一番前?//」






そう言ってガイは、その馴染み深い机の上に腰掛ける。それにせつなは、ガイらしいと笑みが溢れた。






主「やる気満々ね//」



ガ「一番前だと、勉強がはかどると思ってな!」



主「どうだった?」



ガ「寝ていた!」



主「当時の先生たちは、びっくりしたでしょうね」



ガ「仕方ない!」



 (すっ)



ガ「せつなが教えていなかったからな!」






そしてガイは机の上であぐらを掻き、彼女に向けてニッと笑い、






ガ「お前が先生だったなら、オレは起きていた自信がある!」



主「えー、ホントに?//」






と、ナイスガイ・ポーズを。何も根拠のない言葉だが、せつなは十分嬉しかった。






ガ「悔やまれるな!」



主「良かったら今からでも、教えてあげるわよ?」



ガ「Σぬっ!ι」



主「医術のお・べ・ん・きょ・うV」



ガ「今は・・・いい!ι」



主「ふふっ//」






多分彼は、自分が教えても寝てしまうだろう。勉強は嫌いだと、そう顔に書いてある。
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