ZZZA

□白いシーツ
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【木の葉病院】




主「いないじゃない」



ガ「うぬ?」






せつなとガイはドアを開けてぽかんとした。またカカシが入院したと聞いて、忍務の入った妹の代わりに着替えを持ってきた。しかしベッドはもぬけの殻だった。






ガ「あと2・3日はいるはずだが」



主「どこへ行ったのかしら?」






大部屋で6つのベッドが並んでおり、うち2つに使用した痕跡があった。とりあえず中に入り、枕元のネームプレートを確認すると、窓側のベッドにカカシの名前が書いてあった。するとベッド横に備え付けられている引き出しにイチャぱらが置かれており、カカシのベッドだと確信した。せつなは近くにあった丸い椅子に紙袋を置いた。






主「隠れて・・はないわよね」



ガ「窓も開いてるし出ていったのだろう!」



主「病人らしく大人しくすればいいのにι」






せっかく来たので、顔を見ないで帰るのも気が引けた。紙袋には着替えだけでなく、暇潰し用にと雑誌も入っていた。せつなは“少しだけ待とう”と言うと、ベッドに寝転がって仰向けになった。






主「強い忍びと戦ったんでしょ。カカシのチャクラが底をつくくらい」



ガ「というより写輪眼を使うと消耗が激しいんだ。瞳術の中でも特殊だから。カカシだから、入院くらいで済んでるんだ」



主「入院“くらい”なのね」



ガ「オレはそれよりも気になっていることが」






せつなが天井からガイに視線をずらした。するとガイは眉をひそめて難しい顔をしていた。






主「どうしたの?」



ガ「それはちょっとι」



主「どれがちょっとなの?」






ガイは歯に何か詰まったような言い方をした。声量も聞き取りづらい。せつなは起き上がった。






主「何?」



ガ「寝転ぶのはちょっとι」



主「あ、そっか。カカシのだから悪いわよね」



ガ「というよりあいつも男だから・・・一人で何をしているか分からんι」



主「Σウヒャア、先に言ってよぉ!!|||||;;」






それを聞いた途端、せつなは跳び出したようにベッドから離れた。つまりはカカシが一人で“ナニしてる”かもしれない場所に寝込んでしまったわけか。せつなは想像してしまい鳥肌が立った。






主「Σ気持ち悪い気持ち悪い!!;;」



ガ「まぁ、実際分からないがなι」



主「Σ可能性大ありよ、ああああ、今日の服徹底的にファブらなくちゃ!!;;」



ガ「アイツはバイ菌かι」





潔癖気味なので、とても気持ち悪かった。せつなが着ていたカーディガンを脱いで叩くと、今度は部屋に1つ設置されていたアルコールジェルのボトルまで駆け出した。せつなはジェルを両手に塗りたぐる。





主「Σエロ菌死ーんだ!!|||||;;」



ガ「良かったなι」






2人は隣の“キレイなシーツ”のベッドに腰かけた。
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