ZZZA
□美ボディ旋風☆
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【ガイ宅】
主「太ったかな?ι」
ガ「ぬ?」
食卓で、マングース新聞に目を通していたときだった。せつなが、そっと背中にもたれ掛かってきた。
ガ「太った?」
主「うん、そうなのι」
ガ「何がだ?」
主「Σいや、この場合何がっていうか、どこがじゃないかな!?ι」
ガイとの会話たまに難しい。なので百聞は一見にきかず。とりあえずせつなは、気になる場所を見せることに。
主「お腹なんだけどねι」
ガ「むむむ?」
主「分からないかな?ι」
ガ「さっぱりだ!」
いちをガイは真剣に相談に乗ってくれようとした。頭の向きを変えて、彼女のお腹をあらゆる方向から確認する。しかし全く分からない。ガイは首を傾げる。
ガ「数センチくらいなら、日々変動するのが当然じゃないのか?」
主「そうだけど・・ι」
ガ「空気圧とかで!」
主「Σえ、ど、どうだろう、そういうときもあるかな!!|||||;;」
おそらく他人からしたら、大した違いはないのだろう。それに健康にも問題ない程度。せつなも自身が医者なので、十分理解しているつもりだ。しかし、それと女心は別物。せつなは納得していないという顔で、お腹を擦った。
主「うーんι」
ガ「でも、なぜ急に気にし出したんだ?」
主「それがさっきね、さつきに言われてι」
ガ「アイツに?」
それらは全て1時間前の出来事。
主妹「ねぇさ〜ん」
主「もぉー//ι」
道のど真ん中で、さつきがいきなり抱きついてきた。しっかりしてはいるが、甘えん坊の気があるため、昔からの癖だった。ただせつなは、そろそろ恥ずかしい。
主「カカシにしなさいよ//ι」
主妹「だってぇ、カカシさんは背が高くて位置が合わなぁ〜い」
主「あっそ//ι」
たぶんカカシが聞いたら、何がなんでも背を縮ませようとするだろう。せつなは面倒臭いことになると予想して、同時にカカシに同時した。
主(言わないようにしましょι)
主妹「それに〜」
主「んー?」
主妹「カカシさんって筋肉が硬いのぉ〜」
主「あー・・それもそうね」
せつなは、なるほどと納得する。忍びの里のため、ほとんどの住民が身体を鍛えているのだ。女性陣だって例外ではない。
主「あまり抱き心地はよくなさそうね、クスッ」
主妹「そうなのぉ〜」
せつなもガイの身体を思い出し、笑いが込み上げてきた。あれは確かに硬い。逞しいが、さつきが求めているものでは無いだろう。そう理解すると、さつきが胸に顔を埋めてくるのも許してしまう。
主妹「ねぇさん柔らかぁ〜い」
主「はい、はい//ι」
主妹「いい匂いがするぅ〜」
主「はい、はい//ι」
主妹「お腹プニプニしてるぅ〜」
主「はい、はい・・Σって、何ですって!?|||||;;」
聞き捨てならない言葉が聞こえた。