ZZZC
□アタック・チャンス☆
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【火影室】
なんで、ボクはここにいるんだろうか?しかも、シカマルと。
綱「お前たちに頼みがある」
ヤ「忍務ですか?」
綱「いや、違う」
うわー、シカマルが“巻き込まれちゃったな”って顔してる。気が合うね。ボクも面倒事だと理解したよ。
ヤ「あの、お言葉ですが、ボク忍務で3徹して今日ようやく寝れるよって思ってたところなんです」
綱「すぐ終わるからさ。上手くいけば10分程度のことだよ」
“上手くいけば”ってとこが気になるんですけど・・・・
シ「どんな頼みっすか?」
って、聞いちゃったよ。もう逃げられないじゃん。
シ「めんどくせーから、ちゃっちゃっとやりましょーよι」
ヤ「はぁー、それもそうだねι」
綱「助かるよ」
ヤ「それで何をすればいいんですか?」
綱「うむ、大蛇丸関係なんだ」
ヤ・シ「「っ!」」
綱「先日ヤツの研究室から、実験に使われてた動物が逃げ出したと報告があった」
ヤ「Σ何ですって!?ι」
綱「お前たちには、その動物の駆除を頼みたい!」
ヤ「Σそれって頼みごとってレベルじゃないし、10分じゃ終わりません!!ι」
シ「大蛇丸が関わってるなら、Sクラスの忍務っすよ!ιやる気のねぇ平中忍と3徹の人間には頼まないでください!ι」
綱「話は最後まで聞きな!」
ヤ・シ「「!」」
綱「その研究室は、もう大蛇丸が捨てたらしい。しばらくほっとかれたため自力で逃げ出したんだろう」
ヤ「はぁ」
綱「その動物も暗部が、多少広範囲だが1か所に集めてある。里の近くにね」
ヤ「そうなんですか」
シ「とりあえずオレらでも出来そうっすけど・・・駆除というと?」
綱「それに関しては専門家を呼んだ!」
ヤ・シ「「専門家?」」
綱「化学薬品を使うんだよ。そいつら警戒心が強いんで、人間が近づくと察知して逃げてねぇ」
ヤ「それで手こずっているんですか」
綱「だからエサに劇薬を混ぜて駆除しようと思ってね」
シ「オレらに毒エサを置いて来るって?」
綱「そういうことだ」
それなら、すぐ終わりそうだ。っていうか、他にできる人いたんじゃないのか。いや、あまり考えないようにしよう。なにより早く寝たい。
(トントン)
綱「おっ、来たね。入っていいよ」
ん?綱手さまが言ってた専門家が来たのか。なんの専門家なんだろ・・Σほわっ!?ι
綱「よろしくなー」
Σあ、あなたは!!///