□ブックタイトル
糸が切れるまで 6
□執筆開始日
----年--月--日
□カテゴリー
小説
恋愛小説
□概要
ぐったりと横たわっている君に「好きだよ」と囁く。安っぽい台詞だがいつも他に妥当な言葉が見つからない。
「あたしはゆっくりお風呂に入ってから帰るけどあなたはどうせ先に帰るんでしょ?」
最後まで付き合ってあげたいが、あまり帰りが遅くなっては怪しまれる。 分かってるよ、自分でも、勝手だって…
君を抱くのも家庭を捨て切れないのも…
君は浴室に向かい俺は一服してから部屋を出た。
外はすっかり明るくなって駅はサラリーマンや学生で混雑している。
もう酔っ払いもキャバ嬢も居ない。 いつも抱き合う時間は夜明けまで。
陽が登れば俺も君も現実の世界へと戻っていく。
君はもう家に着いたかな…
□読者へのメッセージ
メッセージありがとうございますm(__)m
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