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□告白
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「あー、疲れた…。」

任務で疲労した身体を引きずりベッドに倒れ込む、とても幸せである。

忙しくて見ていなかった携帯をチェックしていると今日は半日の任務だったはずのイルーゾォからメールが来た。

「コイツ  自慢か…?」

イルーゾォ『ご飯食べてるよー!』

と言う本文の下には美味しそうな料理と、それを黙々と食べているギアッチョの姿が写っていた。取り敢えず「羨ま死ね」と返しておく。

イルーゾォ『良いだろー?マナは何してる?』

メールだと無駄にハイテンションなイルーゾォ。「任務から帰ってゴロゴロしてるよ!」と、送っておいた。

イルーゾォ『そっか、お疲れ様  ところでマナは好きなやついるの?』

お前だよ畜生と打ちたい衝動をこらえて「一応いるよー」  とだけ返す。

イルーゾォ『嘘!  誰!?』

意地でも自分からは言いたくないので「恥ずかしいから秘密ー」と適当にお茶を濁しておく。

イルーゾォ『誰?誰?』

ちょっとうぜぇ、さっさと気づけよ鈍感!とか思いながら「だから言えないってば、言わなかったっけ?」と、半ばキレ気味に返す。
イルーゾォ『すまん聞いてない(´・ω・`)』

僕は此処で盛大にため息をついた、自分から仕掛けてきたのに一言を言い出せないヘタレに少しだけ勇気をあげようと「この間の僕の態度とメローネの言い方で解らなかった?」と、打つ。

イルーゾォ『  成る程♪』

妙にムカつくぞこいつ…  と、思いつつ「…解ったよね?」と確認のメールを送る。

イルーゾォ『うん  あのな…。』

コイツ  何処までへたれてるんだ!さっさと言え!と、思いながらも「何?」と返す。

イルーゾォ『俺と付き合って貰える?』

やっと言ったな  と思いながら、僕は速攻でこう返した「こんなので良ければ」。

イルーゾォ『じゃあよろしく!』

妙に顔が緩んで妙に嬉しくて妙に恥ずかしいけど  まぁ良いよね?

〜オマケ〜

「一応ホルマジオにはメール入れとくか…。」

仲の良いホルマジオには一応報告しておこうと思い、「彼氏出来た(・ω・)」と、メールした。

数分後に、メローネから「おめでと〜、やっと付き合ったんだね!」と、返ってきてビビった。

「おいコラホルマジオ、何ばらしとんじゃい!」

ホルマジオ「いや、俺の見間違いかと思って近くにいたペッシに見せたら」

ペッシ『マナさんに彼氏!?お祝いですね!』

ホルマジオ「って叫んだから…。」

「ペッシなら仕方がない…。」

皆の生暖かい目が逆に疎ましい…、おいコラ無理矢理任務一緒にさせようとすんな!適正で選べ!  等、若干疲れることもあったが  嬉しいことに変わりはないし、イルーゾォが大好きなので、まぁ良いかと僕は少しだけ笑った。

〜更にオマケ〜

イルーゾォ「何?リーダー」

リゾット「マナを泣かせたらメタリカ発動だからな」

イルーゾォ「…肝に命じておきます」





イルーゾォ可愛いよイルーゾォ、やっぱへたれてると美味しいと思いますもぐもぐ。

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