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□皆の願いは
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マナ「 そう言えば今日って七夕だっけ」

学校から帰るとタローが玄関で短冊を持って待ち構えていた。

タロー「うんっ!はい!短冊」

マナ「(中学にもなって ってタローちゃんめっちゃ書いとるっ)」

タロー「♪」

ユンタ「あれ、何やってるさ?」

タロー「短冊に願い事書いてる!ユンタも書く?」

ユンタ「楽しそうさ♪」

暇だったのかユンタさんも混ざってきた。二人が並んで短冊に願い事を書いている様子は実に微笑ましい光景だった。

マナ「(願い事 かぁ)」

何だか久しぶりに書くので変に緊張してしまう。

六「お、何か懐かしいことしてるな」

ハジメ「俺も書きたい!」

D「俺も」

カジカ「じゃあ僕も」

マナ「ちょっと収集つかないんですけど!?」

無駄に人が多いDES家。

DTO「シュークリーム食いたいっと あと誕生日プレゼントが全部シュークリームになりますように」

ハヤト「えーっと ストーカーが居なくなりますように」

D「ライブに人が増えますように、あとバレンタインのチョコが減りますように」

ハジメ「クリスマスプレゼントがメロンパンになりますように」

六「辛口の日本酒が呑みたい。」

タロー「サーフィン日和の日が続きますように!」

リュータ「時給があがりますように」

ユンタ「皆良い子になって欲しいさー」

カジカ「皆の夢がちゃんと孵りますように」
ミサキ「痩せたい。」

マナ「皆自分の欲望に忠実ですね ってタローちゃん、このセットどうしたの?」

タロー「MZDに貰った!」

マナ「へぇ(神様暇人だな。)」

タロー「書けたら学校に持ってこいってさ!」

全員「 持っていって」

結局学生だけでは危ないので教師二人がくっついて来ることになった。



マナ「 デカっ」

学園に着くととてつもなく大きな笹(竹?)が生えていた。

ハヤト「流石神 暑いんでさっさと吊るして帰りましょうか」

マナ「 これ届かなくない?」

DTO「確かに 無理ころ」

笹が大きすぎて吊るすことが出来ない。

ナカジ「 何の嫌がらせだ。」

他にも神に短冊を渡された人間が続々と集まってきた。

リュータ「MZDの事だから何か仕掛けでもしてるんじゃないのか?」

マナ「んー、どうしたら」

困ったように呟いて鞄から短冊を出すと意思を持ったように笹の先がフワリと短冊を掬い取っていった。

マナ「!」

笹に次々と飾り付けられていく短冊に思わず溜め息が出る。

ハヤト「あ、あの一番上の短冊ってマナのですよね?」

タロー「何て書いたの??」

マナ「ポップン界の皆が元気で幸せに居られますように!」



オマケ。

サイバー「世界平和!俺ってカッコいー☆」

ナカジ「タローの頭が今よりマシになればいい」

MZD「ま、当たり前だけど皆が幸せで居るように」

?「神がちゃんと仕事をするようになりますように。」





ポップン学生+DES組夢

これも七夕配布で。まぁ誰も要らないかもしれないけど。

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