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□君の口から
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「スティッキー・フィンガーズさんは本体に似て美人ですね」
隣に座っていたマナがいきなりそんなことを言った。かなり引っ掛かる単語が聞こえたような気がするのだが…。
ブチャラティ「美人…?」
「はい!」
ブチャラティ「…もっと他の言い方は無いのか?」
「うーん 綺麗?」
ブチャラティ「いやいや」
「美し「もう良い」
ブチャラティは呆れた顔でマナを見た。マナは難しそうな顔で頭を抱えている、中々良い言葉が出てこないらしい。
ブチャラティ「 ったく」
「すみません、中々良い言葉が見つからなくて」
ブチャラティ「」ハァ
「(あ 呆れられたっ)」
ブチャラティ「格好良い だろ?」
ズイッと顔を近づけ耳元で囁いてくるブチャラティ、マナは困ったような顔でぼそりと呟いた。
「 そんな当たり前の事今更言うわけ無いじゃあないですか」
ブチャラティ「 ちゃんと言って欲しい」
先程とは違い顔に悪戯っぽい笑みを浮かべたブチャラティは、マナの耳元に小さくキスを落とした。
「 スティッキーフィンガーズさんは格好良いです」
ブチャラティ「スティッキー・フィンガーズだけか?」
「ほ 本体も」
ブチャラティ「本体って誰だ?」
段々と意地が悪くなって楽しそうなブチャラティに対し、マナは涙目なうえ顔が真っ赤になっている。
「 ブチャラティ…。」
ブチャラティ「よく言えたな」
満面の笑みでマナを膝に乗せ、優しく頭を撫でるブチャラティ
「意地悪…。」
ブチャラティ「どこがだ?」
「色々!」
ミスタ「(あいつ等いつまでいちゃついてるんだァ…?)」
ジョルノ「(入るに入れませんね…。)」
ナランチャ「(どうするんだー?)」
ブチャラティチームの皆は暫く中に入れなかったそうだ。
ブチャラティはちょっと意地悪だと良い、萌え禿げれる気がする。スティッキー・フィンガーズさんはまじ美人!でも五部で一番好きなスタンドはマン・イン・ザ・ミラー!