main

□雨の日も貴方となら
1ページ/1ページ

今日は天気が悪いので部活はなくなった。

なので帰ろうと思い置き傘を取りに部室に向かった。

…だが置いていた傘がなくなっている。

成神「ッ!まさか」

部室のドアを開けて外を見ると 思っていた通り俺の傘を使っている佐久間先輩と辺見先輩。

と、佐久間先輩は俺に気づいたのか振り向いてニヤリと笑った。

そして口パクで

成神「…感謝しろ?」

俺は額に青筋が浮かぶのを感じた よし、明日キラースライド仕掛ける!←いつも交わされるけどな!

俺は溜め息を吐いて部室のドアを閉めた。

そして被って帰るタオルを取りに自分のロッカーへ向かった。 その時部室のドアを開く音がした。 俺を呼ぶ声も

源田「健也」

成神「…へ?」

俺は間抜けな声を出して後ろを振り向いた。
多分その時の俺はかなりの間抜け面だったに違いない。

源田「傘使われたんだろ?狭いけど入っていけよ」

源田先輩 いや、俺の恋人はフワリと優しく笑った。

成神「 はいっ!」

明日のキラースライドは勘弁してやるかと俺は心の中で一人笑った。




源成甘甘。
H23.06.30.

[戻る]
[TOPへ]

[しおり]






カスタマイズ