拍手再録

□X'masParty
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(・・・・・・)
部屋を見渡すと大勢いた
「よかったね」
そう話しかけられ顔をあげる
ヒロムが少し同情するような顔を向けていた
『うん・・・
こんな楽しいX'mas過ごすの初めて
ありがとうヒロムくん
つきあってくれて』
少し照れくさくなって俯いた
「僕も」
同意のセリフに顔をあげる
「僕も一緒に過ごせて嬉しい
今までで1番楽しいX'masだよ」
思わず赤面してしまう
(私、誰かになくてはならない人になれてる・・・んだよね)
「あっ
でも正確にいえばX'masEveだね」
軽く笑いながらヒロムは言った
「明日さ
プレゼントがあるといいね」
妙な含みがありような気がしたけどわからなかった



翌日
郵便でヒロムから贈り物が届いていた


『HAPPY Merry X'mas』
急いでかけた電話
ヒロムは優しく返した


「HAPPY Merry X'mas」


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