旧作部屋@

□心が好きと叫んでる
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私にはとっても大事な恋人がいる。


ノースリ赤ジャージの小野妹子。


私はこの子が可愛くて可愛くて仕方ない。なぜかって?


妹子が好きで、大好きで、愛しているから。


好きなところを挙げるとキリがない。


女の子みたいに可愛いところ、栗色のさらさらのくせっ毛、すべすべもちもちの白い肌、おっきなおめめ、困ったみたいな笑顔、意地っ張りで素直じゃないけど甘えん坊さんなところ、寂しがりで恥ずかしがり屋なところ。


やたらと口が悪いのはちょっと嫌だけど、愛情の裏返しだって分かってるから別にいい。


誰よりも仕事に一生懸命で頑張り屋さんだから、無理しちゃう時もある。しかも本人は心配されないように振る舞うからタチが悪い。


私が気をつけてないと妹子はすぐにぽっきり折れてしまうんだ。お前は自分が思ってるほど強くないんだよ。


あの子はすぐに顔に出る。口では辛辣なことを言っていても、ほっぺは真っ赤になっていたりする。なんだかんだと文句を言いつつも楽しそうに笑っているのを知ってる。


抱きしめると私の腕にすっぽり収まってすごくあったかい。その時に髪を梳いたり頭を撫でたりすると、普段のツンツンな態度が嘘のように甘えてきて、そりゃあもう可愛い。


一緒にいるだけですごくドキドキする。ずっと前から一緒にいるのにそれはちっとも変わらなくて、「好き」が溢れて止まらない。指先がちょこっと触れただけでも飛び上がるくらい嬉しい。


強がりで泣き虫だけど、いつでも私をまっすぐに想ってくれる妹子。私はそんなあの子を守りたい。妹子がずっと私のそばで笑っていられるように。


ねぇ、妹子。


私は妹子が大好きだよ。何回好きって言っても言い足りないくらい、妹子が大好き。


こんなこと言ったらまた怒るかな?妹子も「大好き」って言ってくれたら嬉しいな。


いつでも私の心はお前に愛を叫んでる。


→あとがき
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