光と闇A

□40話
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カイト
「良く来たね…待ってたよ」


クラピカが約束通り遺跡の所に行くとカイトとライが待っていた


クラピカ
「これで蜘蛛には関わらないんでしょ!?」

カイト
「約束は守るよ…」


これでクロロ達を守る事が出来る…


クラピカ
「パクはどうなるの?」

ライ
「心配ないよ!!もう念は解いてあるから…」


クラピカ
「そっか…ありがとう…」


クラピカはホッとため息をついた


カイト
「クラピカ…蜘蛛の刺青は何処にほってある?」

クラピカ
「背中だけど…」

カイト
「見せてくれるか?」

クラピカ
「えっ…うん……」


クラピカはカイトの方に背を向け服をめくり蜘蛛の刺青を見せる


すると後ろからチャリチャリと鎖の音が聞こえてくる


クラピカ
「何するの!?」

カイト
「この刺青を消す!!心配ないよ痛くないから」

刺青を消す?
そんな事カイトに出来るの…


カイト
「終わったよ…」

クラピカ
「えっ!?」


あっという間に背中にあった団員の証である蜘蛛の刺青が消された…


カイト
「これでクラピカは蜘蛛の団員じゃない…あいつらとは全く関係ないんだ…」


クラピカ
「……」

もう団員じゃない…
みんなとの関係がなくなってしまったと思うとクラピカの胸はズキズキと痛んだ



カイト
「さぁ、行こう!!クラピカを連れて行きたい場所があるんだ」

クラピカ
「何処?」

カイト
「着けばわかるよ…」

カイトはにっこりと笑うと歩きだした

何処に行くんだろう…

クラピカはカイトの後を追うように歩きだした
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