光と闇A

□36話
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クラピカ
「なぁ…まだ…行くのか!?」


ゴン
「もうすぐだから頑張って!!」

クラピカを見てにっこりと微笑むゴン
それに対してクラピカは体をブルブルと震えさせながら涙目でりキルアの腕にしがみついている


キルア
「クラピカ…力入れすぎ!!動きずらいだろ」


クラピカ
「だって…」



今にも泣き出しそうなクラピカに苦笑いするキルア


ゴン、キルア、クラピカの3人は今真っ暗な洞窟の中にいた
洞窟の奥に夜になると光る湖があると聞いてみんなで行く事になったのだ


キルア
「てーかあんた本当に蜘蛛で動いてたのかよ?虫はダメ、暗い所もダメしかも怖がりってあり得ねぇだろ…」


ゴン
「キルア言い過ぎだって…」


弾丸トークのキルアにゴンも苦笑いする


クラピカ
「蜘蛛で動く時は…常にみんなと一緒だった…それに私はあまり夜の方の仕事はなかった…夜はクロロの相手をしないといけなかったから…」


クラピカの言葉にキルアの口は閉じる


そのまま誰も口を開く事なく奥に進んだ…



ゴン
「あっ!!見えたよ」

ゴンが指を差した先に青く輝く湖があった


クラピカ
「うわぁ〜綺麗…」


クラピカはキルアの腕から離れ湖に駆け寄る


真っ青で本当に光ってるように見える

こんな綺麗な水初めて見た…



キルア
「あんまり顔を近づけて覗き込んでると中から手が出てきて引きずり込まれるぞ」


キルアは冗談半分で言ったつもりだったがクラピカはバッと後ろに下がりキルアにしがみついた


ゴン
「キルア、クラピカを怖がらせちゃダメでしょ!!」


キルア
「いゃ…冗談のつもりだったんだけどさ…まさか本気にするとは…(胸当たってるし///)」


ハンター試験の時はこんなに怖がりだとは思わなかった
それ以前にそんな素振りを見せなかったもんな…


クラピカね新たな部分を知ったキルアとゴンだった
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