光と闇A

□37話☆
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クラピカ
「ただいま!!」


クロロ
「おかえりクラピカ」

ゴンとキルアと一緒にホームに辿り着いた
クロロはクラピカに会うなり直ぐにクラピカを抱きしめた


やっぱここが1番落ち着くかも

クラピカはクロロの腕の中でクロロの温もりを実感した


クロロ
「ゴン、キルア、クラピカを無事に届けてくれてありがとう」

ゴン
「約束だったからね!!」


ゴンはニッと笑った


クロロはクラピカを自分の膝の上に乗せると腰に腕を回した


クロロ
「クラピカ、楽しかったかい?」

クラピカ
「うん!!ミトさんに会って色々料理も教えてもらったし、魚釣りもしたでしょ!!それからそれから…」


クラピカは楽しそうにゴンの家で体験した事をクロロに話した

クラピカ
「あのね、凄く綺麗な湖を見つけたんだ!!洞窟の中にあってね夜になると光って水の色が真っ青になるんだ」


クロロ
「俺も見たかったな。でもクラピカ…良く夜の洞窟に行けたな!!あんなに暗い所は怖がるのに」


クラピカ
「あっ…」

クラピカの体が固まった…


ゴン
「辿り着くまでが大変だったんだよ〜クラピカ怖がってずっとキルアにしがみついて離れなかったんだもん」


「「(ゴン!!)」」


クラピカとキルアの顔に冷や汗が滲んでくる


クラピカはソーっとクロロから離れようとしたがクロロはそれを許さなかった


クロロ
「ほぉ〜しがみついてね〜」


クロロのキルアを見る目に殺気が篭っている


キルア
「俺は手は出してないぜ!!大体しがみついて来たのはクラピカだし」

クラピカ
「キルア!!」

キルアの奴…私を売ったな…
最悪!!この裏切り者!!


クラピカはキルアを睨み付けるがキルアはプイっと横を向いた

ゴン
「そろそろ俺達行かなくちゃ!!また来るねクラピカ!!」


クラピカ
「もう行くの?もう少しいればいいのに…」

クラピカは悲しげな顔をする


キルア
「また会いに来るって」


ゴンとキルアはニッと笑い行ってしまった
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