02/13の日記
00:26
寒い夜には
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「…寒い」
布団の中で縮こまった。
まだまだ寒いこの季節。
厚手の布団にくるまってもまだ寒い。
「湯たんぽほしいな…」
「湯豆腐ならあるぞ」
「マジで?やべぇ、あったかい。てか熱ぃよ!!!!」
布団もろとも色々蹴飛ばす。
ほんと熱っ!
お湯ちょっとかかったんだけど!?
なのになんで湯豆腐無事なんだよ!
なんで華麗にドヤ顔でキャッチしてんだよ!
「兵助!」
「危ないなぁ。湯豆腐が落ちそうだっただろう」
もういい、つっこまない。
私はつっこまないぞ。
めんどくさいから。
「なんで君はこんな夜更けに豆腐持参で私の部屋にいるのかな?え?」
「寒いっていうから」
「あぁそうかそうかなるほど。だけど私が所望したのは湯たんぽだ。湯豆腐じゃないぞ」
「湯豆腐じゃだめなのか?」
可愛い表情で首傾げんな。
だめなのかじゃねぇよ。
むしろ何がいいんだよ、何が。
「じゃあ…」
「……!?」
いきなり抱き締められた。
吐息混じりの声が耳元で囁かれる。
「俺が温める」
…おいおいおいおい、不意打ちはねぇっすよ兵助さん。
抵抗する間もなかったじゃんか。
「だから、その前に湯豆腐食べよう」
「…うん」
*あとがき*
友人からのメールより思い付きました
友人よ、湯豆腐なんて布団にいれたら大変なことになるぞww
だから私は代わりに久々知くんをいれる(`・ω・´)+←←
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