君と僕 long

□久しぶり、でもどこか新鮮
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(悠太side)

転入生が来た。入ってきたときに俺はピンときた。

「………名無 権辺だ。……」

『名無 権辺。』

声は少し大人しく、話し方は少し英語っぽく感じたけど確かにあのときの権辺だと思った。

席は俺の隣だった。近くに来ると益々昔の面影的なものを感じる。…と考えていると、

『浅羽…君。よろしく。』

と、ちいさな声で言ってくれた。しかし、一つ残念だったのは、昔は悠太と呼んでくれていたのに、今は浅羽君と言ったことだった。

とりあえず、俺は「よろしく。」とかえして、10休みの時間を待った。
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