小ネタ話
□初めての携帯
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左近「殿、現代には携帯という便利な伝達方法があるようですよ」
三成「けーたい…?」
左近[はい、これが例の携帯です]
三成「…そんなガラクタみたいな物でどうやって伝達を行うと言うのだ」
左近「まぁ、見てて下さいよ…?」
(ピッ、ピッ、プルルル…)
左近「さ、殿。ここを耳に当ててみて下さい」
三成「…耳に…?こうか…?」
幸村[[三成殿ォー!聞こえますk…]]
三成「煤c…ッ!?(あまりの衝撃に硬直)」
左近「殿…?どうなさいました?」
三成「今…どこからか幸村の声がしたのだ…」
左近「えぇ…そりゃあ、幸村と話してますからね」
三成「馬鹿言え…。どこにも幸村は居ないではないか]
左近「いえ、ですから…それをずっと耳にあててみて下さい」
三成「う、うむ……」
幸村「…――成殿ォ?聞こえてますかぁ?」
三成「…幸村…か?どこにいるのだ。いい加減隠れてないで姿を見せろ(思わず周りキョロキョロ)」
幸村「えっ?駄目ですよ、今大坂城ですので…」
三成「秤ス…っ?!冗談は止せ…大坂と佐和山では会話するのは不可能な筈…(動揺)」
幸村「冗談などでは…あ、ほら証拠に隣に秀吉様が!」
秀吉「三成ー!おみゃあさんも大坂城に来んかぁー!」
三成「這煤c…ッ!!?(三成は150のダメージを受けた)」
左近「今度はどうなさいました?」
三成「ひ…秀吉様の声が幸村の声の、重なっ…声…」
左近「ちょ…、落ち着いて下さいよ。殿」
三成「これが落ち着いてられるか!姿が見えぬのに何故声が聞こえるのだ、具体的に答えろ左近!」
左近「具体的にって…(左近も未知な部分は多いんですがねぇ…)」
三成「頼む‥左近…俺は、知りたいのだ…っ…(三成は唇噛み締めウルウル瞳こうげきをした)」
左近「(左近に3532のダメージ!)やれやれ…困った御方だ。いいですか、殿?左近が見抜く限り携帯とは…
―――ですよ…」
三成[…さこん…]
【電話越し】
幸村「あの―三成殿―?左近殿―?」
秀吉「なんじゃ?途切れたんか?」
幸村「いえ…なんだかお二人の世界に入られたみたいなのですが…」
秀吉「はっはっは☆盛んよのぉ…vV]
この時、彼らは電話を繋ぐことでお金が加算されていくという仕組みには気付いていなかった。
(何気に続く)