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□焦がれる
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玉森side





北山、宏光。

俺の好きな人。



ちっちゃいのに男らしくて、ちょっと俺様で、でも優しくて。


そんなミツに、恋に落ちた。




「タマー」



どきん。

名前を呼ばれる度にドキドキする。



最初は、ただの憧れだった。

男として格好良くて。


好きに、なっちゃうなんて。




「なに?」


「んー、呼んだだけ」



そういいながら笑うミツに、胸は高鳴るばかり。




「馬鹿、・・・好き」







焦がれる




(え、なんて言った?)

(・・・なんでもないっ)


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