nobel(その他)

□新しい始まり(幸蔵)
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「…幸村君、俺、何か赤也の事が好きになっちゃったみたいでさ…」
ある日、いきなりブン太から言われた一言。
「別れよう」
それでも、俺はブン太に幸せになって欲しい。だから、別れた。でもやっぱり、楽しそうに話すブン太と赤也を見る度に悔しくて、悲しくて、涙が出そうになる。そんな自分を情けなくも思う。
俺は今、一体どんな顔をしているんだろう…笑えてるだろうか…。不安で不安で仕方無い。
四天宝寺から練習試合の申し込みがあったのは、そんな時だった…
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