捧げ物1

□教師と生徒の恋愛事情
1ページ/2ページ




「……本当にやるんですか?」

太陽が赤く染まり始めた放課後、誰一人いないはずの教室から不安そうな女子生徒の声が聞こえてきた。

「別にこんなとこでしなくても帰ってからじゃ…」

「学校での方がスリルがあっていいじゃない」

続いて男性の楽しそうな声色。
一つの生徒席に腰掛け、目の前の机に座らされて恥ずかしそうにしている女子生徒をまじまじと見つめている。

「でも先生…」

「ファイだよ。それとも何?誰かがいる所でしてほしいの?」

にっこり屈託のない笑みを見せれば慌てて首を横に振る。
それにくすくす笑いながら黒鋼の着ている制服に手をかけ、ボタンを一つずつ丁寧に外していった。
全部外し終わって左右に開くと下着を捲り、露になった乳房を乱暴に揉みしだいていく。

「痛ッ…!」

「痛い方が好きでしょ?黒ちゃんは」

「んなワケないでしょ…」

押し倒されそうになりながら軽く睨むが効果なんて全く見られず。
両の手で膨らんでいる胸を揉まれるうちに少しずつだが呼吸が荒くなっていった。
強く掴まれ、尖らせた突起に舌が触れるとピクッと反応を示す。
肩を緩く押しながらも弄ばれていき、気が付けば躯中が火照っている状態で完全に押し倒されてしまっていた。
上に覆い被さり黒い笑みを浮かべて見下ろしてくるファイを見上げ、諦めたように溜息を一つ零す。

「ほどほどにしてよね」

「わかってるってー♪」

絶対わかってない、心中でそう呟いたがもはや反論した処で意味を成さない事は黒鋼自身よく理解していた。
現に気の早いファイは既にスカートの中へ手を伸ばし、下着の上から指の腹で焦れったく愛撫を始めているのだから。
胸部と秘部の両を撫でられ、くぐもった熱い吐息が自然と口から漏れていく。

「もう濡れ始めてるよ?」

「自分が変なとこ触ってるからじゃない」

「素直じゃない黒ちゃん可愛いーvV」

一発殴ってやろうかこのヘンタイ教師(静怒)
黒鋼の中で軽い殺意が芽生えるが、それも下着の中に忍び込み直に蕾に触れてきた事で気が散ってしまった。
始めは濡れた入り口で遊ぶようにいじられていき、それがもどかしくて無意識に秘部をヒクつかせてしまう。
ファイはその反応をじっくり楽しんだ後、ゆっくり指を一本挿入させた。
細い異物感に身を強ばらせる黒鋼に微笑み、グリグリと内壁を刺激していく。

「はぁ…ん、ンぅ…」

「声我慢しなくていいよー?」

唇を真一文字に結んで堪えている彼女の胸にキスを落とし、舌で谷間を辿っていく。
腕を片方捕らえ押し付けるとまるで獣のように乳房に歯を立てた。
ゾクッと身を震わすのも気にせずじわじわと力をかけていき、下では挿入っているモノで荒々しく掻き混ぜていく。

「このまま心臓、食い千切っちゃおうか」

「やれるもんなら」

荒い呼吸を繰り返しながら挑戦的に言えば「ジョーダンだよ」と苦笑する声が聞こえ。
歯形が付いた箇所を癒すように舐めていき、その時に赤い華を幾つか残していった。





次へ  

[戻る]
[TOPへ]

[しおり]






カスタマイズ